勇気ある有名人はカムアしてほしい 田亀源五郎『ゲイ・カルチャーの未来へ』
評価:
田亀 源五郎
Pヴァイン
(2017-10-31)
コメント:カムアしないことが善、日本にゲイ差別なんかない!とか前時代的なことを行ってるおっさんへのカウンター。

評価:
田亀 源五郎
コメント:エロはエロで確かに哲学。大学教授とその奴隷。ストーリー的にも引き込まれる田亀氏初期の名作。

 ハートネットTVのにじいろWEEKのお悩み相談(主なキャスト:ビアンの増原裕子さん FtoMの杉野文野さん、女装のぺえさん」)を流しながら、書いてますけど、きつい((+_+))

 いやー、私はできる人はカムアしいたほうがいいんじゃない?って主張のゲイなんですけど、ちょっと異世界感がすごくて、全然入り込めない。まあ、Rの法則と同じで「異世界の話」と思って聞けば聞き流せるんだけど、NHK、ちょっと飛ばし過ぎな気がする。あんまり飛ばすと却ってLGBTの共感反応を逃すよ、ちょっと(-。-)y-゜゜゜

 これ、塩梅(あんばい)が難しいのだけれど、日本でLGBTの文法があまり浸透していない今の世界で、LGBTでも告白したほうがいいよ、カムアしたほうがいいよって杉山さんが言ってるの伝わるのかな。

 これって、Rの法則で、「好きな男子いたら告白しとけ!」みたいなノリなんじゃないの?そんな簡単じゃないよヾ(*`Д´)ノ、うちら!ってのが一つ。それから、私はストレートがこの構成に異和感覚えるのに少し心配してしまう。きもい、ってんじゃないのだけど、別の民族や文化の話を聞いてるように捉えられるような不安感がある。まあ、実際、自分がこの番組の構成作家だったらどうするかって言われればいろいろ悩むのだけれど。

 

 で、そんな中、水曜日、新宿でモーリスのジェームズ・アイヴォリーが脚本を書いた話題の映画『君の名前で僕を呼んで』を見に行きました。素晴らしく面白くて、ぜひ紹介したいと思ったのだけれど、その前に合わせて読んでいたゲイアート界の巨匠 田亀源五郎の『ゲイ・カルチャーの未来へ』を読了したのでそちらを紹介したいと思います。

 田亀さんとは先日「野郎フェス」にてサインをいただく機会がありました。まだそんなお年でもないのに貫禄があって、ひげじい(©NHK)みたいに見えました。( ̄▽ ̄;Aそれで慌てて『ゲイ・カルチャーの未来へ』を読んだのですが共感するところが大変多かったので、にじいろWEEKに合わせて紹介します。

 

 まず、田亀さんについて。うらやましいなーって思いました。

 これは才能と環境の問題。(゜-゜)田亀さんは関東の旧家、類縁がみんな東大行くのが当たり前のご家庭の次男(←ここ重要)。

 嫉み以外の何物でもないけどさ、私、特に芸術系の才能は一定程度の環境がないと花開かないと思ってるのさ。持って生まれたDNA+その子供と向き合う大人もしくは文化的な環境か。まあ、虐待サバイバーの歌川たいじさんだって、それなり収支プラスの人生を生きてるわけだから、虐待されなかったあたしが文句言っちゃいけませんが、田亀さんが中学の頃から自分の目指す将来についてそれなりに考え、美大を目指し、高校時代は学校をふけて映画館に行ってゲイ映画?見て影響を受けたって、なんと素敵なんだろうと思ってしまう。

 悔しい話だけど、それなりの家庭環境にないとなかなか若くして才能を開花させたりはできないのね、なんて思ってしまった。実際、あたしは、中学・高校とか、親の望むラインをはみ出ないように勉強ばっかして生きてきたことについて、やり直しボタンがあるなら迷わず押すわ!と思うときがあるもの。orz 私にとって、親元から離れて、親の呪いを遠ざけて東京に出てくるまで、ゲイである自分と向き合うことは難しかった。だから、なんか、ゲイである自分をそのまま受け入れて、自分の持って生まれた才能を武器に30数年生きてきた田亀さんに、尊敬と驚嘆と嫉妬を禁じ得ない。いろいろしがらみのあるオカマにとって、呪いを解き放つにも時間と体力がいるってことですね。

 

 今日(4日)再放送のあった『弟の夫』に、カトやんという亡くなった弟の友達のクローゼットゲイが出てきましたが、田亀さんによるとカトやんは「わざわざ人に言うようなことじゃない」といいつつ、マイクに「でもわざわざ隠すようなことなんですね」と思わせてしまうキャラとして創作したそうです。田亀さんの周辺にそういうゲイが多くて実際に散々聞いてきた言葉だからと。

 私、多分、過去の記事のどっかに書いてる。ノンケだって閨(ねや)の話を誰かれする必要がないのだから、ゲイだからと言って誰かれかまわずカミングアウトする必要はない。親にだって、変態か変人の二択なら、結婚しない息子を変人と思わせて送ってあげるのも愛情なんじゃないの?って。でも、それがいろんなものを押し殺しての選択だったことは言うまでもありません。最初からオープンにできる環境があるならそれに越したことはない。

 

 田亀さん自身は大学進学を契機にオープンリーゲイに転じます。理由は簡単。高校時代、3年間片思いしいていた友人に、卒業と同時に告白したけれど、最初からオープンにしとけば、友情か恋愛かなんて悩まずにすむ。人間関係もゲイである自分を拒否しない人だけが近寄ってくるんじゃないかという戦略的なものでした。まあ、美大という特殊環境もあると思う。でも、40年近く前に18歳でそれをやってたゲイって凄いなと羨望。その年頃?ってあたし、池袋西武のホモトイレ?にこもってたんじゃなかったかしらorzとふと思った。ゲイとちゃんと出会うこと自体が困難な時代だったと記憶しています。

  なんで、こんな差がつくのかしらって思ったとき、田亀は以下のように述べます。

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女になれますボタンがあったら間髪入れずに押す!歌川たいじ×西原さつき対談 ハートネットTV@20180430
歌川 たいじ
KADOKAWA
¥ 1,188
(2018-06-30)
コメント:テキスト版を読書中。漫画版がついに6月30日に新装発売!

 南北対話/板門店宣言、面白かった。

で、また口だけ番長のうちの国の首相っぽい人は、向こうがいつでも会談するって言ってるのに中東に外遊だとよ。賞味期限切れの安倍と会談なんて何のメリットもないのに、まあ親切なと思ったが、それを尻尾を巻いて遠巻きに、北朝鮮は信用ならんって言ってるあの人、あほですか?

 金正恩については、予想以上に優秀な策士だと思った。いちいち、拉致被害者返せだの、実兄を殺害しただの言う平和ボケの安倍シンパがいるが、向こう戦時中ですからね。戦時中の指導者なんてあんなもんだろ。織田信長だって、ヒトラーだって、毀誉褒貶より実効を気にする。それだけ。日本に早く、信用するに足ると思われる新しい首相が誕生して、どうあれ朝鮮戦争が終わってくれることを私は祈ってます。朝鮮戦争が終われば、法的には在日米軍を追い出せるのさ!知らなかった人、覚えときなさい!

 

 GWですけど、何もなし。逃げ恥の後半をまとめ借りできたので読み耽ってます。

すごいよ、逃げ恥、すごいよ、海野つなみ!と山に向かって?叫びたい!ドラマも面白かったけど、原作は百合ちゃんと風見さんの顛末が丁寧に描かれていて、高齢処女の百合ちゃんに共感しまくりなの。

 そのことも絡めつつ、4月30日に放送されたEテレハートネットTV にじいろWEEKの歌川たいじ(ゲイ)×西原さつき(TG)の対談を紹介したくなったので、主要部分をテキスト化して掲載します。

西原さつき:西/歌川たいじ:歌

utagawataiji01

(さつきさんにケーキを5種類作ってきた歌川さん。初恋の男の子に作ってあげたかった)

西:(歌川氏の漫画を見ながら)この文言がすごい印象的で、「自分であること喜べない存在もいるよねー」、なんかそれって自分のことが嫌いとか、なんかそういう表現よりも、自分が自分であること喜べないっていうほうがなんかすごい普遍的と言うか…。
(男子トイレを使ってたさつきさん回想)
西:私は多分ずっと、今まで自分の人生に対して納得してなかったんですよ、多分。だから、好きになれなかった。私はこの生き方しかしてないからしてないからわかんないんですけど、普通の人とか一般の人は自分のこと割と好きなものなんです。
(ナレーション:一方の歌川さんも自分を大切に出来ない時期がありました。20代、夜の街に出ては行きずりの肉体関係を重ねます。)
西:「どんなことをされても僕は逆らえませんでした」って、こういうのって自己評価が低い人
歌:それそれそれ、まるっきりそれです。
西:で、この描写にもあるように、性欲とかで消費されやすいなとか人にどんだけ利用されても何も言い返せないみたいな姿は、見てて、やるせないっていうか。
歌:そうだね、でもその当時の僕にとっては、誰かが自分を求めてくれるなんてことがまずなかったし、ちょっとそこにね、僕自身がやっぱ自己評価が低いっていうのが原因で、依存しちゃってたところがあるんです。わざわざ行ってましたね、こういう風に肉体的に性的に消費されに…。
(ナレーション説明:5歳の頃から母親から肥満や肌荒れなどを理由に母から虐待されていた)
歌:親を嫌いになるくらいだった自分を嫌いになるほうを選んじゃう。それで自分のことをとてもじゃないけど、受け入れられるものではない。
(ナレーション:あんまり人と関わっちゃダメだ、僕は人から好かれないんだもの、僕は、肉になる豚でいい。大人になると誰かが自分を笑いものにしているような声が聞こえ始めます
歌:なんかちょっと躓いたら、ホラ!すぐ、ホラ!を言ってくる。で、お前はこんな人間なんだよって、ろくでもないイメージを全部見せてくるから自ら選択肢をふさいでいっちゃう。
西:私も、なんか強いこと言われても、私なんかが言い返しちゃだめだ、それがどんどん進んでくと女の子になりたいって気持ちそのものが、何か間違ってるんじゃないのかなとか、こんな私が、なんて言葉が結構頭の中にずっと何度も何度もリピート再生されてる時期とかすごい長かったですね。
(ナレーション:新しい自分になりたい。26歳で性別適合手術を受けます。それでも悩みは消えませんでした。)
西:なんかちょっと恥ずかしいんですけど、(昔の画像を)みせるのが、この辺とかが、なんかすごい無理してる時の私です。
髪もすごい長くして、濃いメイクをガーっとやって、如何に自分がその、女らしいかみたいなのを、やたらアピってる時期だったんですよ、それって。
(ナレーション:意を決して手術を受けたものの、元々男性の体だったという過去が受け入れられなくなったのです。)
西:自分に嘘をつきたくなくて性別を変えたのに、なんかまた生まれながらに女性だって嘘をついて生きてるっていう…なんかどう生きても周りを騙して生きてる感覚っていうのがすごく強くて、自分を何とか好きになろうって、自分の身体を愛せるようにちゃんと…
歌:それはなんかきっかけみたいなものがあったんですか。
西:それはもう、どん詰まったからです。どこにも逃げ場がなくなって、後はあたしは自分の人生を本当に自分で終えるか、それとも自分に嘘をつき続けて生きるか、その二択しかないんだかと思ってたんですよ。でも、なんかそんな、なんか消去法で選ぶ人生なんて、やっぱやだなってギリギリでも思ったんですよ。それがどこだったかって言うと、駅の、多目的トイレみたいな場所だったんですけど、今でも覚えてるんですけど、そこでふと思ったんですよね。そこ、鏡あるじゃないですか!そこで自分の姿見た時に何かそこからふつふつと少しずつ湧き出したっていう感じですかね。
(ナレーション概要:トランスジェンダーの友人があなたには魅力があると肯定してくれたことでだんだん変わっていけた)
歌:どのくらい時間があったんですか。
西:10年です
歌:やっぱ10年かかったんだ。その10年は一言で言うとどんな時間だったんですか?メタモルフォーゼ(変身)??
西:いや、もう、すごい地味な言葉になっちゃうんですけど、積み重ねでしたね。一歩一歩って感じでした。
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10年以上のパートナーのいるLGBTは遺言を書こう。 5月6日(日)はパレードへGO!

 なんでも明日は全世界が注目する外交イベントが板門店であるというのに、日本のメディアは、セクハラ、セクハラ、セクハラ…。(゜-゜)

 

 新潟県知事の件だけはかわいそうだなーと思ったけれども、福田元事務次官も、それに関連する与党閣僚、議員の発言もすべてほんとにひどいなと思った。それを追いかけて、まさかでTOKIO山口君がアル中をこじらせて、未成年相手に強制わいせつとは、おい、山口達也、オカマの夢を砕くんじゃねえよ。2児の父とは言え、ジャニーさんの秘蔵っ子として25年前ドラマ『同窓会』で、同性愛者(バイ)の役でデビューした君が、何、未成年相手にとち狂ってんのよ。山口君はきっとゲイよ!って少なくともあの当時は2丁目中が、ざわめき立ったんだぞ。

 そもそも、判断力のある大人なら、未成年部屋に呼ぶこと自体、躊躇うわ。まあ、Rの法則の収録画像見たら、周囲を15,6の美少女に囲まれて彼らと同年代で恋愛対象たり得るとセルフイメージを過っちゃったんだろうけど、それにしてもあまりに幼い。他人事とは思えないが、46のおっさんは46のおっさんだ。いくら若ぶってもヒアルロン酸打っても46は46。今じゃ顔の大きいただの童顔のおじさん。若い松崎しげるである。言い訳もできない。切ない話である。

 それとも、アル中 山口達也と酒付き合いして諫めてくれる友人はすでにいなかったんだろうか。そう思うとやっぱり切ない話である。

 

LGBT月間を前に興味深いニュースがあったので紹介したい。

douseikonsaiban

同性パートナーの妹を提訴「葬儀で親族席座れず」 大阪

2018年4月26日12時12分 朝日

 大阪府内の男性(69)が「40年以上連れ添った同性パートナーの葬儀に配偶者としての参列を拒まれた」などとして、パートナーの妹に700万円の慰謝料などを求める訴訟を26日、大阪地裁に起こした。

 

 訴状などによると、男性は1971年から、8歳上のパートナーと同居。2人は男性が実質経営する事務所の収入で生活し、代表にパートナーが就いていた。死別後に互いに財産を残せるよう養子縁組する約束をしていたが、手続き前の2016年3月にパートナーが急死したという。

 男性は、火葬に同席できず、葬儀で親族席に座れなかった▽廃業通知を勝手に取引先に出され、事務所が継続できなくなった――ことなどで精神的苦痛を受けたと主張。パートナーが生前に約束した財産の引き渡しも求めた。男性は会見で「同性というだけで、差別は歴然と存在している。人間として同等の権利が与えられるべきだ」と話した。(続きは記事末)

 2つ前の記事で、自称同性愛研究家のジャック氏は「パートナーが入院した時に面会を拒否されたり…希少な事例」と書いているが、多分今後どんどん増えていく私達LGBT(大きな主語にしてみました)にとって最も影響の大きい問題がきれいな形で訴訟化されたことに、私は感動すら覚えている。 

 これだけ典型的にひどい差別案件はなかなかない。これはかなり判決に期待に持てるのではないかと考えている。

 

 まず、問題を単純化するために、男女の内縁関係、事実婚の相続がどうなっているか概説します。簡単に言えば、遺言がないと法定相続人ではないので遺留分は認められません。

 では、内縁関係の妻が、亡夫の財産を受け取れないかと言えば、これはケースバイケースだそうです。入籍した夫婦の場合は、妻が何も財産形成のための経済活動をしてこなかったとしても、結婚後の財産は夫婦共有のものとされます。逆に事業上のパートナーなど40年同居し、生計を共にし、共同で事務所を運営していたとなれば、財産形成について一定の寄与が認められるものと思われます。

内縁の夫婦で法律上の夫婦と同じく義務が科せられること

・同居・協力・扶助義務
・貞操義務
・婚姻費用の分担
・日常家事の連帯責任
・帰属不明財産の共有推定

 

 まして、その事務所を第三者に勝手に廃業されたとなれば、一般的な感覚なら慰謝料もあって然るべきかと思います。

(これ、どんなケースか考えました。事業所ではなく事務所とあるので、士業、つまり会計士、税理士、司法書士、行政書士の資格を死亡した男性が持っていて、多分彼の名義で事実上事務作業をパートナーがやっていたのかなと思いました。)それで財産を根こそぎ持っていかれたなら裁判も致し方ないだろうなあと思う。

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カテゴリ:gay society | 20:35 | comments(1) | trackbacks(0) | -
ゲイリブには意味がある。『エッチなお仕事なぜいけないの?』中村うさぎ編より
評価:
(2017-09-12)
コメント:すごい分量です。クラウドファンディングで資金募ってうさぎさんが論者と筆者集めてなぜセックスワーカーが差別されるのかを論考。自費出版なのでご購入を。2500円の値打ちあります。

 たまたまEテレ見てたらバリバラでLGBT温泉って企画をやってて、FtoMのTGの(見た目ほぼ少年、手術なし、おっぱい小さい)万次郎くんが、男湯に入れるかというすごい尖った企画をやってた。

 トランスジェンダーが温泉の大浴場に入ってきたらどうするか?というアンケートでは「気にするけど声はかけない」という人が多数派。気にするのはわかるね。これは男子更衣室で女児が着替えてるのに近いかな。

 その中でバギーちゃんという女装ゲイの立ち位置がちょっと気になったの。だって、ゲイはノンケに偽装できるし、偽装するから美味しい思い(つまりは男の裸見放題)もできるわけだけど、LGBTが一般的になって、性欲で男風呂と女風呂が分けられるようになったらどうなるのかしらって。

 つまり、ゲイは女風呂に、レズビアンは男風呂に送り込まれる世界はどうなのかしらって。

実際はないだろうなと思う。それは肉体が女性のままのレズビアンが男風呂に送られた時の惨状を考えると、ゲイが女風呂に送られる可能性もないだろうと思うのだけれど、そういう社会的な違和について考えるのに、悪くない実験だなあと思った。

 

 そして、前稿のジャック氏が「カミングアウトするな」というのは、そういう愉しみも含んでいるのだろうと推察される。でも、カムアしない人がしないという判断をするのが尊重されるべきであるように(一橋大の院生がアウティングされて自殺した一件で国立には他人の性的志向をアウティングしてはいけないという条例ができたようです)、カムアしたい人を押しとどめる理由もないよねと私は思う。(個人的にはカムアする人が増えていくのはいい傾向だと思っています。)

 そんな中、読書中の中村うさぎさんの編著本にセックスワーカー擁護の文脈でゲイの現況を提示したくだりがあったので紹介します。

うさぎ:社会の価値観が自分の価値観になってしまうからね
ゆう:私は母親の「社会」を私の中に入れていたんだと思って、お母さんじゃない考え方っていっぱいあるんだなと思って、いつしかアフターピルを飲んだ時に、社会に対して怒るようになった(笑)

 


くらたま:シングルマザーが楽しくない妹はシングルマザーへの差別感(という社会/価値観)を内在化させていた。シングルマザー楽しいのに…)
うさぎ:ゲイだってそうだけど、ゲイリブのおかげで、今はゲイ差別というのが少なくとも表面上ではなくなって、そうすると若い世代のゲイは罪悪感がないもん。私らの世代のゲイより上が、ゲイであることに罪悪感を持っている。・・・だから、セックスワーカーの差別や偏見みたいな話をするときに私はよくゲイを引き合いに出すのね。ゲイが悪いんじゃないじゃん、だけど社会はゲイを「気持ち悪い」とか「穢れている」と言って差別してきたから、みんな罪悪感とかスティグマ(烙印)を抱えて、必死で隠しながら生きていたんだよね。けど、今みたいにゲイの何が悪いの?みたいな時代になると、若いゲイは開き直ってる。地方はまだまだ違うけど、都会育ちで情報もいっぱいあって出会い系でバンバンやってるみたいなゲイたちはもはやスティグマを抱えていない。だからセックスワーカーがゲイ並みになればいいと思うんだよね。そうなれば、そうやって抱え込んだり、子供がいじめられるとか、そんなことはなくなっていく。


風俗嬢たち:泣きそうになっちゃった。仕事のこと言えなくて辛いけどたまにオフ会やって開放的になる。吐き出すと開放的になる)
うさぎ:わかる。ゲイたちも一人で孤独に秘密を抱え込んでた頃はすごく苦しんでたのよね。キリスト教圏では自殺するゲイも少なくなかったし。でも、ゲイバーとか雑誌とかで仲間の存在を知って救われた人たちもたくさんいる。今はネットだけどね。

(『エッチなお仕事なぜいけないの?』より、風俗嬢ぶっちゃけ対談 *くらたまは倉田まゆみ)

 カムアしてはいけません!

そう、ジャック氏が言うのは、前時代のゲイが心に「社会」を埋め込まれているからだ。

 うさぎさんはこうも述べている。

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前時代のジジイはとっとと失せろ 週刊新潮にセクマイによるセクマイヘイトが掲載された件について

jack01   発売中の週刊新潮に同性愛研究家のジャック・Kなるものの怪しげな雑文が掲載されて、少々うんざりしながら原本にあたったのですけど、まあ、悪い予感が的中しまくりのくそ原稿で、やれやれ(-。-)y-゜゜゜って言う感じ。

 あったまに来たんで、思わずキーボードに向かってます。

 ジャックと聞いただけで概ね想像がついたんだけどさ、前時代的な妄想ブログをかましてる某ブロガーで、アクセス増やすのがうんざりなのでほぼ見てないのですけど、見たら昨日のことのように何十年前の話じゃという海外での思い出話が妄想のように綴られてるブログがまだ続いてたのね(@_@)

 で、時代遅れ感甚だしい週刊新潮の記事の内容を要約させていただくと

1)ゲイリブなんてほんとにあるのか?LGBTって言うけど、多数はゲイなのにレズビアンだのトランスジェンダーだのが大きな顔をしててむかつく。LGBTトイレなんて公金の浪費

2)不動産のLGBT可物件なんてものはペット可物件と同じ。このLGBTブームを手掛けたのはLGBT最底辺カーストのおなべと電通で、彼女たちがLGBTブームを食い物にしている。

3)日本は「カミングアウトさえしなければ」同性愛差別は厳しくない。なのに渋谷区をはじめいろいろ騒ぎ立てたが、パートナーシップ制度や大企業のLGBTへ広げた福利制度もほとんど利用が広がってないではないか。

4)LGBTパレードの主催者が左翼団体に近づいて庇を貸して母屋を乗っ取られた状態で、日本は他国に比べLGBTへの差別もなく支援の必要なんかまったく感じないのに、代表者を名乗る者どもに蹂躙されている。

という内容なのだけど(詳細は記事末)、ほんとくそ爺は黙っとけよ!以外なーんも感想がないわ。(゜_゜)

 まずさー、こーーーんなものを活字にして読者に売ろうっていう新潮社という出版社の評価がダダ下がりだわねorz

文春も新潮も所詮じじい経営の耄碌会社で、平均読者層が60代+ネトウヨ、そこを外すと廃刊って現状から逃げられないのかね。

この記事(ルポではなく読みモノ扱いされてることにまず読者は気づくべき。要は取材してないんだよ!)

 堀潤さん流に言おう。主語はどこだ??この記事をにこにこして読む層はどこだ?論拠はあるのか???

 まず一番の不快感は、これが「ゲイの代表」のような顔で活字を並べている点。氏はLGBTブーム的な主語に一緒くたにされたくはないらしいが、そっちが代表でないならあんたも代表じゃない。

 で、ひどいなー!って思って読んだのがこのくだり。

>わざわざカミングアウトすることで周囲の好奇の目にさらされ、同僚から「エッチするときは男役か女役かどっち?」などと無神経な質問をされる。そんな不愉快な思いをしたいと誰が考えるだろう、はした金のために。

>日本の同性愛は世界でもまれにみる寛容なこの国で、不自由もなく、普通の生活を送っている。私たちは、赤の他人に理解されたいなどとは露ほども考えていないし、支援される必要も感じていない。…同性婚なんて望むのは一部のゲイリブだけで、一般当事者は誰もそんなことを考えていない。勝手に同性愛者の代表を名乗り、同性愛者は生きづらさを抱えているなどと嘘八百を並べて、犲綣圻疝権を狙うかのようなLGBT活動家。彼らは、当事者から「俺たちを利用して金儲けしようとしている連中」と見られ、蛇蝎のごとく嫌われているのである。

打っててうんざりした。

 意味わかんないのは、自分で原稿書いてて矛盾に気づかないかね?不愉快な思いをすることが「差別」なのに、この国を寛容だとまとめ、当事者は何もそんなことを考えていないと論じる。

 「カミングアウトさえしなければ差別はされない!」って、LGBTの存在を無きものにしたい前世代(ゲイを受け入れられないおやじ社会)の意見そのものじゃん。しかも文章の端々から、トランスジェンダーや女装への憎悪が溢れてる。中には趣味でやってる人もいるにはいるけど、そうせざるを得ない人の存在を最初から無視してる。こういうくそ爺って現実を見ないのね。

 ずいぶん昔に私がパレードの批判記事を書いたときに「暗闇は暗闇のまま置いておいて欲しかった」のような意見をいただいた。つまりゲイ的なアングラな楽しみをそっとしといて!という願望。でも、発展場に取り締まりは入るわ、電車ハッテンは法的に厳格になるわ、児ポ法は改正されるわ、オリンピックの浄化作戦で2丁目も駐車場だらけだわ、黙ってたらほんとに抹殺されかねないのが現代のLGBT事情です。そしてその中で居場所を探そうと思ったら、ストレートの作法に合わせたセクマイの関係性をモデリングして披露する以外に方法ないじゃないのさ。

 また「ゲイリブの連中が同性愛者の代表だと名乗っている」と批判しながら、自分は自分で「私たち」当事者はそんなことも考えていないし支援の必要も感じていないって、批判してる相手と似たような大きな主語で語ってることすら気付かない。よくこれ、新潮社の校正部を通ったね。驚きだわ。

 

 本文中の指摘についても反論しておこう。

 まず、LGBTの仕掛人が渋谷区であろうがおなべであろうがどうでもいいです。でも、私はゲイは政治的な主体になりにくいという事を身をもって知っています。これはジャック氏も知っているはずだ。まあ、簡単に言えばゲイの性行動は100%ノンケのモノガミー(単婚)的な価値観では受け入れられない。少なからぬゲイが少なくとも若いころには遊んでいる。

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坂木司『女子的生活』/4月26日から同性愛ドラマ『おっさんずラブ』テレ朝
評価:
坂木司,坂口理子,新田真三,中野亮平
¥ 4,816
(2018-06-22)
コメント:おお、ドラマのDVD化も決定!町田君が超かわいい!

 久しぶりです。書きかけて腐りそうなテキストを再生加工しておりますm(_ _)m

 

 来月10日に発表が迫った本屋大賞候補予想、外してすいません。でも、発表された候補10作見て正直がっかり。

 小川糸だって原田マハだって伊坂幸太郎だって面白いと思うよ。でも、この3作どれもいわば続編で、シリーズ前作が過去の本屋大賞でノミネートされてすでに却下されてるわけでしょ?大きさが限定された物語世界で前作を越えるような作品は稀です。伊坂以外の2作は読むと思うけど、過去の大賞に匹敵するスケールの大きさは最初から期待できない。

 また今村夏子さんの『星の子』は既読。良作だと思いましたが世界が小さい。2013年と2016年にノミネートされた中脇初枝さんと同じ匂いがしました。良作だけど大賞じゃない。とすると、未読ですが賞レースを席巻している『屍人荘の殺人』と私が推した『かがみの孤城』が大賞を争うのではないか、と読んでいます。

 

 町田一押しの『天上の葦』がノミネートされなかったのは本当に残念でした。ノミネートされてほしかった最大の理由はこの国の出版の慣例上、刊行1年でブレイクしなければそのまま本棚に埋もれて人目に触れないまま消えてしまう可能性が高いからです。出版メディアは鮮度が命。刊行直後に話題にならなければ平積みから棚おきにされ、負のスパイラルでそのまま消えていくようになっているのです。『天上の葦』のように果敢に日本の報道・出版の問題点を取り上げた作品は当然のことながら新聞書評などから嫌われます。更に戦争批判、メディア批判の内容ゆえ今後の映像化もかなり難しい。そうなると大変悔しいことにこのまま埋もれてしまう可能性が高いのです。この名作が世に出る最後のチャンス、公正に評価される最後のチャンスを逃したという悔しさでいっぱいです。文庫になってからでも構わないので是非手に取ってください。作者ご本人がテレビの脚本家なので、この作品のエッセンスがドラマに生きて、なおかついつか映像化で再度ブレイクのチャンスを得てほしいなと強く願っています。

 

 さて、今回の本屋大賞予想で学んだことがありました。世の中には傑作でも私のところに情報も伝わらないような本はたくさんある。そう思ったのはNHKドラマ『女子的生活』を見て思わず手に取ったら、原作が予想以上に私のハートを直撃したからです。

 何このくそ面白い本????この作者何者????思わず作者名でWIKIをググったけど、覆面作家で作者の性別も明らかにはされていない。文体から判断して、腐女子だと思うのだけど(以前、うちで紹介した 剛しいらさんの「花扇」 を思い出した。)ただ、これはそういう文学はそういう文体だと言われればそれ以上の論拠はなく、もしかしてマジでセクマイ?と考えてしまった。

 1月20日・27日の久米宏のラジオでこのドラマに触れて脚本家が相当な手練れだと激賞してたけれど、私も思う。この原作を漫画的にしないで、ちゃんと作家の意図を具現化している奇跡のようなコラボレーション。

 ドラマを見逃した方はぜひとも原作を手に取ってほしいと思います。

 

 早いもので、ドラマ化された田亀源五郎『弟の夫』(NHK)が先日しっとりと終りましたが、なかなかよかった。セクシュアルなものを避けて家族の物語に仕上げていたのも、ストレートの人たちに誤解を生まない暖かい構成になっていたと思います。あと、把瑠都が上手!マイクを大変魅力的に演じていました。難を言えば、子役の子が劇団ひまわりみたいで鼻についたこと。芦田愛菜が小学1年くらいの時にやってくれたら号泣したのに…。もう彼女も中学生のお姉さんですね。

 田亀さんはこの春からまたアクションで『僕らの色彩』というLGBT絡みの新連載を始めるそうです。

 

 さて、4月から映像化されるLGBTドラマはないものかと思ったら、オリジナル脚本だと思いますが、思わぬものが連ドラになって登場!それは2016年に単発ドラマとして放送された田中圭主演、吉田剛太郎(女優)出演というおっさん同士のラブストーリー

その名も『おっさんずラブ』です。

ただいま2016年バージョン、期間限定でWEBで公開中!!!!

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性別迷子は、私のせい?社会のせい?

性別変更の取り消し、家裁が認める 医師「誤診した」(朝日新聞 3月1日)

 性同一性障害と診断され戸籍の性別を変更した人が、「変更は誤りだった」として取り消しを求めた裁判手続きで、西日本の家裁が、性別を戻す訴えを認める判断をしていたことが分かった。昨年11月30日付。専門家は「本人の社会生活のため、歓迎すべき判断だ」としている。

 家裁の審判や、代理人の南和行弁護士(大阪弁護士会)によると、西日本に住む申立人は、自らを性同一性障害だと思い込んで精神科を受診するようになり、2011年にタイで性別適合手術を受けた。同年に国内の精神科医2人に性同一性障害との診断を受けた後、性別の変更を認める特例法に基づき、家裁に申し立てをし、認められた。

 ゲイの弁護士南和行さん案件で、性別変更をしたMtoF(?)のセクマイの方が、再度元の性別に戻すことを認められたそうだ。

あら、いろいろ大変!って思ったけれど、何はともあれ認められたことはよかった。ネット記事の方にはあまり詳細は書いてないのだけれど、新聞によると

>「生活の混乱の中で思い込んでしまったが誤りだった」と後悔するようになり、日常生活も元の性別で送るようになった。

のだそうだ。なんか、この後悔の部分が気になる。

 

 性転換した有名人と言えば、カルーセル・マキ、はるな愛に次いで、カバちゃんを思いついてしまうのだけれど、擬態が容易で、美しい前2者に比べてカバちゃんは大変だろうなあといつも思ってしまう。私は女性になりたいと思ったことはないのだけれど、男性の骨格で青年期を生きてしまったものは今更、纏足(てんそく)で体をくるんで小さくするわけにもいかず、大人になって、「実は私は女の子のこころを持っているのよ」と思っても、女の子のように愛される男になることは難しい。

 せめてミッツ・マングローブのように「女装は気持ち悪くなくちゃ、つまんない」という割り切りとそれで稼げる生活環境がないと、まず間違いなく迷子になる。記事の男性がどれくらい周囲に彼の理解者を持っていたかはわからないが、たぶんいろいろ言われて結局「周囲に受け入れ可能な私」に軌道修正したんだろうなと拝察される。そうじゃなければ、体をいじった後で元の性の服装に戻るなんてあり得ない。

 書いていて思い出した方がもう一人。すでに4年がたったが、シリアでISに拘束され殺害された湯川遥菜さん。彼も元々男性で、女性に転じてまた男性に戻っている。湯川さんの「最盛期」を知らないので悪口になっちゃうけど、行方不明当時の画像を見ると彼の去勢も周囲からは「迷走」扱いされたことだろう。あのデブとち狂って、チンコ切っちゃったんだって、あはははは…みたいな。

 

 公開中の映画『ナチュラルウーマン』を見に行きたい。来週うまく時間を作って見に行こうと思う。

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カテゴリ:gay society | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) | -
毛皮族『過激派オペラ』が謎 ホモの性欲、ビアンの性欲
江本純子,江本純子,吉川菜美
キングレコード
¥ 3,623

 ずーーっと、たぶん4か月くらいちょろちょろと前に紹介した キャスリン・マコーリフ 『心を操る寄生生物』を読んでいて、たいそう面白いのですが、この本、寝る前に読むとすぐ寝ちゃって全く読み進まないので、 トイレで読んでます。読み終わってからきちんと紹介したいのですけど、この本を読んでいると、私達人間の「意思」ってなんだろう。私たちの意思ってほんとにわたしたちが決めてるのかしら、と思う事が多々あり、人間が人間の体を自分で操るために私の意思とは別にいろいろ体が戦っているのだと、そのシステム自体にすごい感銘を受けたりしております。

 そんなかんなで、いわゆるシステム的に遺伝子を残せない「BUG」のわたくしゆえ、今のわたくしを俯瞰する癖がありまして、なんで私は男のチンポが好きなんだろうと、よく考えます。更には最近めっきり性欲が薄く、オカマやってるとちゃんと性欲のボルテージを保たないと、一気に老け込むから気を付けてはいるのですが、だんだんにセックスが億劫、さらにはセックスをするためにナンパ行動やハッテン行動をするのが億劫という事態は否定しようもなく、稀に発展場など行くとどういう作法で男を口説いていたのか全く分からなくなります。すげーな、人間の体の加齢プログラムって…(@_@)

 そろそろ死ぬまでに何をやるかとか、計画的に自分の尻を叩かないと、石の下に潜り込むダンゴムシみたいにどこにも動きたくなくなりそうでめっぽう怖い。うん、そういう行動様式も多分DNAに決められているのです…。こわーい(゜-゜)。

 この本は極力そのうち紹介します。

 

 そんな折CSでやっていた『過激派オペラ』という映画を見ている。

 知っている人は知っているらしい劇団 毛皮族の江本純子が自伝をもとに書いた脚本で監督も務めた女性劇団のドキュメンタリー的な作品で、ほぼほぼレズビアン劇団ドキュメント映画で、見てるといろいろもやもやする。

 多分寺山修司に影響を受けた人たちで、以前、町田マリーが前テレビに出てた時は、へえ、駱駝艦みたいな劇団?と思ってたけどちょっと違う。

 もう、すげーの。のっけから倉庫のような打ちっぱなしのコンクリートの床を裸の2人がごろごろ転がって、若い男が脱いでるのかと思って前のめりになったらどっちも女だった。orz

 江本純子をモデルにした演出家の女はショートカットのすっぴんの満島ひかりになぜか鷲尾真知子をブレンドした風情で胸が割とぺったんこ、最初っから最後まで性欲丸出し。オーディションに来た女優を片っ端から口説きまくる。これでそれなりに女優陣の信頼を得ているのだから才能ってすごいけど、見ていてちょっと生理的に受け付けないのは、同族嫌悪なのか、何を描きたいのかよくわかんないからなのか、うまく分析できない。

 入り込めないのはあたしがホモだからなんだろうか(゜-゜)

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カテゴリ:gay society | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) | -
田亀源五郎「弟の夫」佐藤隆太&把瑠都でドラマ化
田亀 源五郎
¥ 670
コメント:すごい読みたくなってきたんだけど、買おっかな、マジで。

 どもです。

 最近すっかり枯れてます。それで、世界HIVデーの話題や、梅毒感染者が5000人を超えた日本ならではの異常事態について記事をあげようと思いながら、億劫でねえ(-。-)y-゜゜゜。あたしゃ、最近あんまりやってないんできれいな身体なんですもん。(クラミジアは怪しいorz…みなさん、ゴムはつけましょうね)

 あと、たいがいうんざりした日馬富士の暴行事件。こんなもん鈍器で暴力揮ったもんが悪いのに決まってるだろと、書くのもおぞましくぷんぷんしてました。被害者の貴ノ岩がトラウマになってないかそれがとても気がかりです。先輩力士に囲まれて鈍器で殴られ大けがをしたらその恐怖心を乗り越えるの大変だぜ。滅茶苦茶同情します。

 で、この件については相撲協会の情報戦。真偽はともかく、週刊女性に「貴乃花親方 うっとりの女装姿」なる記事が出ました。詳細は今見ましたが、どうでもいい感じ。相撲協会もメディアのコネクションを最大限使いまくって貴乃花のディス記事書かせてるようにしか見えません。女装の何がわるくて?とオカマとしては申し上げたい。女装は犯罪じゃないけど傷害は犯罪です。撹乱しないでいただきたい。

 そんなことで角界よ、頼むから潰れてくれと、思う気持ちもあったのですが、それをなだめるようなLGBT関連のニュースが席巻しましたので、知らない人は少ないと思うけど、ご紹介します。

田亀源五郎さんの漫画「弟の夫」ドラマ化、把瑠都が“亡くなった弟の結婚相手”演じる「マイクになりきれるようにガンバルトです」

2017年12月05日 18時01分 JST | 笹川かおり ライフスタイル編集長 / ハフポスト日本版 副編集長 

 田亀源五郎さんの漫画「弟の夫」がドラマ化されることが12月5日、NHKで発表された。2018年3月、NHK BSプレミアムで3回に渡って「家族の物語」が放送される。ドラマでは、主人公の折口弥一を佐藤隆太、弟の夫・マイク役を元大関の把瑠都が演じるという。  ネット上では、弟の夫を把瑠都が演じることに「衝撃的」「把瑠都さん頑張れ!」「熱すぎる!!」などの反響が寄せられている。  把瑠都はTwitterで「マイクになりきれるようにガンバルトです」と抱負をツイートした。

 結構感動しています。ついにここまで来たかと。で、ここに元角界のスター把瑠都が絡んでくるとは思わなかった。

 このへんの懐の深さはさすがNHKだと思います。少なくとも私の知る限り「同性婚」がメインテーマのキー局のドラマは日本初ではないかと。正直、もし最初にドラマ化されるなら『きのう何食べた?』(よしながふみ)が先だろうと思ってました。深夜枠で細々と、孤独のグルメの後番組かなんかで…

 

 で、『弟の夫』お恥ずかしいことに原作未読でして、著名な漫画雑誌に掲載されていながら、田亀さん原作だと気恥しく、さらにあたしゃ、ブックオフに並ぶまで漫画を買って読まない性質なので(あと、マンガ大賞系の図書館に収蔵されるようなのは借りて読んでるけど、これは現時点では無理よね)読みたいなあと思いながら読んでませんでした。

 かなり楽しみです。できればドラマ放送前に原作読みたいなあと思い始めているところ。

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カテゴリ:gay society | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) | -
マツコとヒャダイン『夜の巷を徘徊する』@20171116〜
ジョージ・マイケル
¥ 1,701
コメント:マツコデラックス 生涯ベスト5に入るアルバム

 hyadamatsukoマツコさん、入院したらしい。月曜の『5時に夢中』途中から見たから知らなかった。風邪かと思ったら何でも耳に炎症作ったらしくて静養中だそうです。お大事に。

 だからと言って紹介するわけではないのだけれど、ちょうど11月9日放送の『夜の巷を徘徊する』の恵比寿編にヒャダインさんがたまたま通りかかってそのまま出演オファー。16日回で2人でガッツリ恵比寿ガーデンプレイスのロシア娘がいるバーで語り合う放送があり、なかなか染みたので、ご紹介したいと思って、エッセンスだけでもテキスト化します。お楽しみあれ。


(小雨の中バーへ向かう2人) マツコ:松 ヒャダイン:ヒャダ

松:幸せ?

ヒャダ:幸せ…あの…曲作りまだ全然楽しいし…仕事のモチベーションがすごくあるから!

松:それすごいね!こんなもう雑居ビルの5,6本くらい持てる人が!まだ創作意欲があるってのは

ヒャダ:楽しいです。それこそ、つんく♂さんを見習ってるところが多くて、彼なんて僕のうん十倍作ってて(松:そうだよ、すごい数作ってるんだよ)まだ涸れないんです、全然作りたいって、すごい怒ってるし、すごいやっぱ歌詞で怒ってたりするじゃないですか。最近の曲でもすごい若い人に対して…

松:そうなの、あのね、そのしょっぱさがいいのよ、つんくさん、なんか、我慢できないの、メッセージを入れちゃうのよ!

何!何が好き?つんくさんの歌詞でどれが好き??

ヒャダ:えーーー。そんな難しい。作家としてすごくインスピレーション受けてるのは『ミスタームーンライト』で♪ハンバーグ作ろうっていきなり出てくるんですよ、それまで君に夢中さ!みたいなこと言ってるんですけど、♪ハンバーグ作ろうって日常的なものがドーンって入ってくると、あ、これでなんか色味が変わったー!ってとこが好きですね。

松:やっぱプロっぽいわよね、意見が。

ヒャダ:何が好きですか?

松:すごい好きなのいっぱいあるんだけど、1個って言われたら、もうやっぱりね、『ザ☆ピ〜ス』のねえ、ピザのサイズ悩むとこよ。あれをね、歌詞にしたっていうね、ピザのサイズをLにしようかMにしようか悩むってのはみんな考えることじゃん。絶対全員ほぼ日本人全員、デリバリーのピザ頼むときはLサイズにしようか、Mサイズにしようか悩むのよ…。

■『ザ☆ピ〜ス』

デリバリピザ いつも悩む LかMか ピザ 盛り上がり 長電話は 切りにくいね HAHAHAHAHA

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