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恋ってなんだ?/長閑の庭
評価:
赤坂 真理
¥ 778
コメント:10年以上前の本だけど、私このくだり4回くらい取り上げてる(゜.゜)『箱の中の天皇』も頑張って読みます。 

nodokanoniwa  短く。

 あまちゃんの橋本愛がいつの間にか大人になって、NHKBSで『長閑の庭』というドラマで、メゾンドヒミコの田中泯演じる老教授に惚れるというドラマをやっている。(清水美砂っぽい)

 おじいちゃんのような相手に、果たして人は惚れられるものか?というと、やっぱり疑義があるのよね。(-。-)y-゜゜゜

 そもそも田中泯はオティンポが勃つ設定なのか?( ゚Д゚)

 

 大学教授と教え子の大学院生という設定だが、特に枯れ専の方々は、生身の人間と交わるのを厭って、セックスを埒外に追いやれる「老人」を恋愛対象に選んでるのではないか?などとつい思ってしまう。そいで、こいつは枯れてるから介護的なセックスで十分だろうと甘くみてると、林葉尚子みたいに家の前に張り付かれてインターフォンから老醜の呪いを延々聞かされる羽目になるのよw

 生死を賭けるような運動量を科して交わる殿方も大変ならば、予想もしてなかった老人の頑張りに戸惑う御婦人方も結構大変だ。

 

 「人間的な魅力」と「性的な魅力」は一致しない。

 もともと私は付き合う相手とHする相手は別でしょ、と考える人間なので、橋本愛が、老教授との交際で得る広大な知的領域を含む魅力を否定したくはない。それも含めてその人間の魅力である。

 でも、それは果たして恋愛なのか?

 

 恋愛は拡張行動だ。だから自分という人間の知的であれ、肉体的であれ、精神的であれ、その領域が拡張するなら人は迷わず腰を振る。逆にそこを遮断されることで人は老いを感じるのだ。

 個人的な経験だが、人生でもっとも大きな恋愛/拡張行動に悲しいことで。性的な一致を見なかった。orz 逆にその相手が性的な一致を見た誰かを軽く侮蔑していた。お前がどれだけのこの男の体を貪ろうが、私はお前よりこの男と深いところに達していると。それが真実か妄想か、今となっては確かめようもない。

 逆も然りだ。彼氏持ちの男、妻子ありのバイとやった経験など、ゲイの世界ではありふれている。

 私はずっと、セックスー生殖が同一線上にあり、その延長線上に「家族」があることは、人間にとっては残酷な気がしていた。セックスは衝動なしにはできない。私たちは、自分で思うよりずっと、セックスを計画的にコントロールできない。が、セックスの結果である子供や「家族」は、衝動とは真逆の「責任」をもたらす。だから「セックスは責任がとれるようになってから」「セックスは計画的に」と、人は思春期になるやいなや叩き込まれる。
 しかし、そういう教育に従えば従うほど、その最善の策はセックスをしないこと、となる。高学歴と高キャリアの女の多くは、その教育を守ったからこその高学歴高キャリアなわけだ。それがある年齢になると、言われることが百八十度変わる。「結婚しないの?」
「子供は?」。今になって自分はある意味の犠牲者であったと気づく。
 しかし、そうならなかった人は一体いつ、移行できたというのだろう?

 女たちの衝撃は悲痛なものになる。(赤坂真理『モテたい理由』200P)

 前にも取り上げた気がする赤坂真理さんだが、

>セックスー生殖が同一線上にあり、その延長線上に「家族」があることは、人間にとっては残酷

と言っているが、そもそも、これらはそれぞれ断絶していて、セックスと生殖、セックスと婚姻は同一線上にないのかもしれない。

 結婚も、生殖も「経済活動」だが、セックスも、恋愛も、計算よりほかのものに支配されて行われると考えたほうがしっくりくる。

 プログラム?

 老教授と恋愛した橋本愛が老教授の遺伝子を残したくて恋愛に堕ちたとは考えにくい。まあ、優秀な遺伝子は後世に残すに越したことはないのだけどね。

 若いということは、多分いいこと。

だって、セックスと、恋愛と、性欲と、婚姻がフルで一致するのは、ほんの一時期。真面目に考えたら奇跡に等しい。確かに、私一番恋してた時に、相手の遺伝子、DNA、子どもが欲しいと真面目に思ったが、思っても荒唐無稽すぎなので口に出さなかったけど。(将来的には不可能ではないので念のため)

 HIVが流行ってから死への憧れかと思っていたが、飲精願望や種付け願望ってそういう本能?に発しているのかもしれない。

 

 老教授の知性に共感する橋本愛は老教授のダミーである子供を宿すために、彼とまぐわりたいと考えるのかもしれない。でも、それとセックスの快楽は一致するのだろうか?死んだペットをクローン再生するのと恋愛の末に結婚して出産したのと、実のところ、の結果に差異はない、のである。

 ついでに言うと、私は、自分のDNAを後世に残そうって野望がほぼゼロだしね。

 

 もちろん蓼食う虫も好き好きなので、橋本愛が田中泯の勃たないオティンポをかわいいと思う可能性もあるし、田中泯がバイアグラを大量購入し、若い恋人の性欲に応えるためにスクワットかなんか始めないとも限らない。

 でも、これが恋なのか、恋したらセックスするべきなのか、私もよくわかんなくなってるのね。(゜-゜)

 

 先々週のアウトデラックスに仲の良すぎるイケメン兄弟として紹介された「エムレ&エネス」

近親相姦はしないそうだが、ある意味理想の二人のように思える。

 双子には共感覚のようなものがあると聞いたけど、自分が感じているそのことを相手も負担なく感じているなら、それだけで自動的に世界は広がる。

 この世界に今はいない相手を探すのが即ち、恋愛の渉猟活動で、それは実のところ、ほぼかなわないので勝手にお互いが相手を理想化して妥協して結婚するのだろ、ノンケカップルどもは!

 

 と老醜のオカマは僻んで考えたりするのであります。

emureenesuBRo

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