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映画『DIVE!!ダイブ』〜私が美しかったころ〜
評価:
¥ 2,850
コメント:ほんと競パンを巷に見なくなったので、はっきり素直にエロいです。原作読むと端折りっぷりが気になりますが、それはご愛嬌で。原作がこれまた面白いんだ!

評価:
森 絵都
¥ 580
コメント: 飛沫が田舎に帰る描写は原作のほうが自然。森絵都さんはこの作品に限らず、どれを読んでも外さない。

JUGEMテーマ:映画
dive01 ウォーターボーイズ海猿ラフ
 毎夏、ホモと腐女子の股を濡らす、今夏の話題の競パン映画DIVE!
 ちょっと血迷った副題つけてしまいましたが、懐かしいものを思い出させる、よい映画でした。
 林遣都演じる主人公の坂井知季はすくすく育った飛込み好きの普通の中学生。一方、池松壮亮演じる富士谷要一(黄色競パン)は親が元飛び込み選手でコーチという飛込み界のサラブレッド、更にスカウトされて津軽から連れてこられた溝端淳平演じる沖津飛沫を加えた3人が、所属の飛込みクラブの存続をかけて、瀬戸朝香演じるドSコーチにしごかれながらオリンピック代表を目指すという物語。

 やっぱり林遣都がかわいい。
 田舎のすれてない中学生みたいで、手のひらに納まりそうなコンパクト感(?)は溝端淳平の垢抜けた都会的なかっこよさの対極にあります。瞳キラキラで聡明な小動物の印象。しかも、いまどきの中高生から失われた「まじめ」っぽい感じがいい。そういう意味でデビュー作のバッテリー同様、はまり役だと思う。
 一方、溝端がド田舎の津軽漁師みたいな設定は、高校生にしては違和感がありすぎで、しかも飛び込み選手とは思えないそのままのロン毛で、更に田舎にはセックスやりまくりの彼女か妊娠中の妻かよくわかんないような女がいたりして、ちょっと変!でも、3人並べたときに確かに溝端のビジュアルが絵になるので、多分ビジュアル担当なんだろうなーと思いながら見る。体は一番鍛えられてて美しい。
 池松君は可愛いけど、森山未來と同じくジゴロ系ビデオモデル顔でちょっと薄いのよね。このまま大人になったら、たぶん「名脇役」になるタイプかと思います。童顔マッチョで黄色競パンのもっこりがやたらいやらしかったw

 多少ネタバレですが、劇中で遣都くん、練習のために友だちにハブられ、彼女を弟に盗られ(寝盗られ?)、ぐれます。
 そいで、瀬戸朝香に
毎日練習ばっかで、友だちとも遊べないし、彼女は盗られるし、甘い物だってずっと我慢してるんだ、そんなの不公平だ!って楯突きます。
 結局は練習に戻ってくるんですけど、「天才」といわれてる人たちは、いろいろなものを我慢したり、捨てたりしてるんだろうなと思う。逆に、一見楽しそうな、いろんなものに邪魔されて私たちは凡人への道をまっすぐ進まされてしまうのだろう。
 いい年になったからこそ思う。携帯もPCもゲームも、いっそテレビもない時代なら、自分の好きなものにもっと打ち込めたかもしれないのにと。
 知季の彼女がほんとうざくてオカマの目で見たらほんっと死ねって感じだったのだけど(-。-)y-゜゜゜、それでも普通の若い中高生は、DIVEより目先のおっぱいとかテレビゲームとかの誘惑に釣られて、だらだら毎日を過ごして、くだらない大人になってしまうんじゃないのかな。ほんとに大事なものは、自分自身の「レベル」が上がらない限り、扉が開かれないもので、そのことに気づかずいい年になってしまったことに、せつなさとしょっぱさとどうしようもなさを感じたりしました。
 まだ年若い人々は(?)ぜひこの映画を見て、オリンピックならずとも人生の大事なものを手に入れるための努力をしてみてください。若いころに何にも邪魔されずに熱中したことのある人間は人生を通じて強いものだと思います。

 でも、間に合わなかったそこのあなたは、私と同様、若い可愛い男の子たちの競パン姿に見とれて、若き美しかった日々に思いを馳せましょう。期待を裏切らない脱衣シーンが2,3あって、主演3人では溝端君の生ケツは拝めます。やたら脱がされる村瀬継太くんが笑顔も含めて可愛かった。
 後半、お決まりのトラブルとか、ちょこちょこ違和感を感じるところもありましたが、それは林遣都君の笑顔が払拭してくれます。機会を見て是非劇場かDVDでご覧ください。

追記) 競泳がもはやレイザーレーサーに代表されるウエットスーツ仕様になってしまった現在、ホモの心をくすぐるのは飛び込みと水球とライフセービングだけになってしまいました。来年は水球の映画が作られるんでしょうか?、果たして!

ダイブ公式HP:http://www.dive-movie.jp/
DIVE!! -ダイヤモンドの瞳-
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バッテリー 特別編 (初回生産限定版) (あさのあつこ書き下ろし小説付)
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DIVE!!〈上〉 (角川文庫) (角川文庫)
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森 絵都

ウォーターボーイズ スタンダード・エディション
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妻夫木聡

溝端君の童顔に萌え!今見ると高校生にちゃんと見えます。
カテゴリ:art | 22:39 | comments(4) | trackbacks(0) | -
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コメント
私この作品、結構前に原作を読んでたので、映画化決定!の競パンポスター見た時、
「どれが誰?」
でかなり凝視してしまいました。本屋で。あやしすぎw
最初ぱっと見たときは「何で要一が真ん中にいるんだろう」と思ったのですが、じっくり見るうちに飛沫(らしき浅黒)の都会人間くささに違和感が・・・。
で、結局黄色競パンが誰にも合致しないままポスターから離脱。
飛沫はもっと野性味溢れる方がいいけど百歩譲るとして、彼が要一だってのはどうも腑に落ちない。

映画未見の身で勝手なイメージ振りかざして失礼極まりないですが、個人的に林君は要一役で。池松君にはむしろキャメル山田役を推したい。
| おちゃけ | 2008/07/08 6:10 AM |
>おちゃけさん
今、私原作読んでるとこなんです。
映画にはキャメル山田って出てこないんですよ。人様の書評を読むとちょくちょく出てくるので、映画では盛り込めなかったようですね。でも池松君のような愛嬌のあるタイプが要一は、がんばったとは思うけどほんと違和感。
 むしろ溝端が要一のほうがいいんじゃないの?と思った。

 林君は思うよりスター性のない子なので、要一より知季でよいと思う。ほんっと普通の子よ。それがいいんですけど。
| machida_syuji(管理人) | 2008/07/08 10:10 AM |
天性があるにせよないにせよ、普通の中で普通に育った人間が若々しく光り輝く瞬間を端から見るのはなんとも贅沢な酒の肴だなあ、と。
その頃ちょうど人生のダークサイドだった私は思います。
この視線には懐かしさなど微塵もなく、羨望と憧憬でごっちゃになって何とも鈍い色。
私はその美しい輝きを手にできなかった。
してたのかもしれないけど、謳歌してはいなかった。
だからこそ今の瞬間が我が人生の光の最先端、そう信じて磨く身と心。
肌のツヤは戻らないくせに。

おにいさん、ブランデーの甘い香りをちょうだいな。明日は早いのよ。
| おちゃけ | 2008/07/09 12:39 AM |
>羨望と憧憬
私も人生のダークサイド?で美しいものなんてこれっぽっちもなかったんですけど、あのころ、誰か、或いは何かとの出会いがあれば何か変わったかもしれないと思うときがあります。
自分の人生は自分の人生なりのかけがいのない出会いもあるので誰かのと交換したいとは思わないのですが、それでも、中高のころ、何か無理やり人生をたわめるような何かに出会いたかったとは思います。
 出会いは結局は受けての受容度が高まらない限り、猫に小判なんですけど。余生?によいものや人に出会えるよう、磨きたいものですね。
| machida_syuji(管理人) | 2008/07/10 12:00 AM |
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