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シェークスピアと僕の夢(第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭より)
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¥ 4,435
コメント:第17回東京国際L&G映画祭オープニング作品

JUGEMテーマ:映画
shekusupia 国際ゲイ&レズビアン映画祭オープニングいってきました。例年、間際まで行く作品を決めないのだけど、2本目の韓流ホモ映画が発売90分で売り切れのプレミアチケットになってしまった煽りもあり(この作品はレイトショーで通常上映される予定です)、珍しく2週間前くらいにチケットゲット。
 スパイラルでやるときはブースが出て旗が出て、みんなオカマ丸出しが、新宿バルト9はほとんど間借り営業のしがない雇われマダム、みたいな感じでロビーにいるときから観客みんなノンケぶってましたw

 12階の会場はバルト9でも大きいホールで、イベント開始とともに現れた人気GOGO2人と、進行役のDQ、さらに監督とプロデューサーの舞台挨拶があっていよいよ上映。
 ■シェークスピアと僕の夢
トーマス・ガスタフソン(監督) / コーリー・J・クルークバーグ(プロデューサー)
 冴えない上にゲイであることをカミングアウトしているため同級生から、馬鹿にされたりいじめられたりしているティモシーが、学園祭公演のシェークスピアの『真夏の夜の夢』の妖精パックに選ばれたことから物語が始まります。シェークスピアの台本には好きな相手をゲイにすることができる媚薬の処方が隠されていて、ティモシーはそれを使って、ラグビー部のエースの気持ちを振り向かせようと、更に町中の人をセクシャルマイノリティにすることを企みます。
 お馬鹿なファンタジーでしたが心にしみるものもありました。
シェークスピアがゲイかどうかは証明されてないわ!
物語の核となる演劇指導の女教師は校長につっかかりますが、シェークスピアの作品の端々に彼が同性に思いを寄せていたと察せられるテキストは数多く存在します。
 シェークスピアの代表的な詩集『ソネット』を私は大昔、好きな男にあげたことがある。そこに語られる恋慕と嫉妬、愛情と憎悪は私たちの胸に確実に不穏な波風を立てる秀作です。声に出して読むと恋の最強の呪文のひとつで、私もそのころ、そういう手管で好きな男の胸を掻き乱そうと企んだのでした。そんなことを思いながら、報われないノンケへの思いを「魔法」で成就させたティモシーの気持ちはずきずき伝わってきます。
 物語は最後少女漫画のような甘い結末で終わります。甘いなーともおもったけど、いいんです。オカマの夢を現実に戻さないで頂戴。今まで散々痛めつけられてきたんだもん。妄想の上くらい幸せにしてくださいな。ティモシーの相手役のラガーの男の子がめちゃくちゃハンサムで甘いキスシーンにドキドキでした。ティーンエイジャーに見てもらいたい監督の意向で、キス以上のセクシーショットはありませんが、それでも胸はときめきます。

 終映後、監督とプロデューサーとのトークセッションがありました。彼らがパートナー同士だということ、主演2人の男の子はゲイだということなどがわかって興味深かった。ティモシーの恋する男の子はとにかく何しろかっこいいものだからなおさら。また日本よりよほど先進的かと思われていたアメリカのゲイムーブメントがさほどじゃないんだなあということにも改めて考えをめぐらせました。映画祭で語るべきかどうかは別ですけどゲイムーブメントの「戦い」は終わらない、のだそうです。
 
 映画祭は今日から21日まで。この映画は19日に再映があります。この作品に限らずよい作品が多数上映されます。この機会を逃したら二度と見ることができぬ作品が多いので興味のある方は今からでもぜひ!

こんな素敵な映画を見る機会を与えてくださった映画祭スタッフ、ならびにそれぞれの制作の皆さんに感謝します。毎年お疲れ様。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭公式HP:http://tokyo-lgff.org/2008/index.html
シェークスピアと僕の夢公式HP:http://speakproductions.com/


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