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AV男優という生き方~映画『セックスの向こう側』公開~
水野 スミレ
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,260
(2013-02-21)
コメント:ちょっと興味あるけど、同じくAV男優のインタビュー本の東良美季のアダルトビデオジェネレーションをとりあえず挫折したので、面白かったら改めて紹介します。

 久しぶりです。3月になってしまった。
ネット不調だったせいもあるけど、別館に殴り書きで文字かいて以来放置が続いてごめんなさい。ぼんやりしているうちに3月になってしまった。いくつか紹介したいことはある。
 ひとつは毎日新聞で『境界を生きる』というLGBTの特集記事が組まれたこと。全6回で終了なのかわからないけど、LGBTやトランスヴェスタイトについてここまで長々と記事が書かれたのは希なのではないかと思う。考えさせられる点も多いし、ぜひご覧いただきたい。
 
 それからもう一つ。映画の日だから行こうか迷ったのだが、渋谷のアップリンクで面白そうな映画が公開されている。
『セックスの向こう側』
AV男優を追ったドキュメント映画なのだが、
日比野達郎 速水健二 山本竜二 平口広美 加藤鷹 栗原良 平本一穂 島袋浩 田淵正浩 トニー大木 ミートボール吉野 森山龍二 吉村卓 阿川陽志ほか
 ザ・AV男優というラインナップに笑う。ホモが萌えるのはBADIでグラビアにも出たしみけんこと清水健二、コートのアナザーバージョンにでた黒田将稔(黒田アキラ)、黒田とともにREAL ACTORに出た阿川の現在画像が劣化してて哀しい。(記事末)
 あとは20年若かったら萌える福山似の加藤鷹様くらいか?ゲイビに出演しているのはもっといる。ミートボール吉野(MEC出演)が出演してるのに、チョコボが出てないのはなぜ? とか、山本竜二はアラカン(嵐寛寿郎)の甥で、昔上野のホモ映画館に行くとたいてい彼の出演作がかかっていたなあとか。今回取り上げられてないところで さみしいなと思ったのは剣崎進、南佳也、ノンケ倶楽部に出ていた矢吹涼くらいだけど、出てない人はみんなちゃんと元気に堅気の仕事をしてるのかしら。(剣崎進は今検索 したら怪しい恋愛商材を売ってたぞ。セックスなんてね、商材でうまくなるもんじゃねえんだよ。経験の少ない奴は下手。逆に愛情があればそこそこのセックス はできます)

 年末に『職業としてのAV女優』を紹介した流れで今中村淳彦の『企画AV女優20人の人生 名前のない女たち』を読んでいる。
 女の人生なんてと思ったが意外に面白い。ただ、刊行から10年、さらに現在の女優の意識はもっとあっけらかんと変化してるような気がする。
 10年前とはいえ、出てくる女優、出てくる女優、不幸指数が高くて滅入る。虐待、借金、貧乏当たり前、援交、うつ病、被害妄想、引きこもり、まあ、物語があるから、そのインタビューが本にまでなってるのだが、それにしても絵に書いたような物語に多少辟易している。女を生きるというのはやはり大変だなあと思う。
 では男はどうかと言うと、この映画のインタビューにあまり期待してないんだよね。予告映像によると女優推定1万人に対して、男優は70人で、「ある種のプライドを捨てなければできない仕事」だそうだが、本当にそうなんだろうか。
 男が「男」を大変そうに語ってるのが関の山なんじゃないかな、なんて言ってみる。

 どうしてそう思うかっていうと、ノンケ男は「男」を生きてるのであって、そこにはいろんなプライドとかが既に含まれているだろうと思うからだ。泥を食う仕事ではない。ノンケAV男優はAV女優に比べれば、擦り減らす身は少ない。むしろ8割がたホモが見てももてそうにない男が、金貰ってセックスしてんだから、もっと楽しそうにしてればいいのにと思う。
 それに、少なくともAVに出たという傷はあまりつかない。一発屋の鼠先輩のAVを見たが、かといってそれは彼の芸能活動に影響したとは聞かない。過去にポルノ(Vシネ?)に出た俳優はゆずにしても、渡部篤郎にしても至って堂々としている。シュワちゃんなんかアメリカ大統領の座すら狙っている。これは男女の性差ゆえに、ノンケ男優に求められる資質が昭和の時代から基本的に「女ころがし」にとどまっているからだろう。
 たぶん、日本のノンケAVの世界でイケメンAV男優が、女に取り囲まれて奴隷にされて、殴られ、蹴られ、奉仕させられ、糞を食わされるとか、自我を壊されることを求められることはたぶんないように思う。(あったらごめんなさい。山本竜二はその著書で女の糞を3分間クッキングみたいに楽しく食べたと書いてあるけど。AV女優本はそういう話のラインナップである。皆ほぼレイプや暴行に近い仕事を闇討ちでぶつけられている)
 彼らのプロ意識とはたぶん時間内に女を満足させ、いい表情をさせて、企画のセックスを映像にきちんと収めることだけなのではないだろうか。だから監督が命じれば女を嬲りもいたぶりもする。だから、この映画案外ぬるいんじゃないかなーなどと想像するがどうだろう。
 この企画と合わせて発売される『AV男優という職業』はとりあえず読んでみようかなとは思ってますけど。

 私が思うに、裸を生業にする人のドキュメントで、女は不幸話に、男は自慢話になる。ゲイAVになるとまた話は違ってくると思うが、どうだろう。映画見た方感想くださいな。

毎日JP(境界を生きる)
セックスの向こう側公式HP

■やや劣化した黒田くん(映画スチールから) 

 
カテゴリ:ikemenselect | 04:52 | comments(2) | trackbacks(0) | -
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コメント
最後の写真は阿川陽志じゃなくて黒田将稔ですね
| ゴリラ | 2013/07/04 8:44 PM |
あ、失礼しました。
二人ともでてるから、まあいいんですよ(^_^;)
| machida_syuji(管理人) | 2013/07/04 8:48 PM |
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