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男を拾う物語~有川浩『植物図鑑』~
評価:
¥ 720
コメント:ほぼ草食系美青年と恋をするRPGです。配役は向井理の顔しか浮かびません。

コメント:こんなのたらたら見るなら男女もののホモビ見るほうがいいと思うわ。鈴木君は人妻もののAVなどに多数出演。ゲイビデオ即決オークションにも多少は在庫あり。

suzukiittetu 有吉ジャポンがまさかの鈴木一徹特集で、ご本人出演。妻子持ちで月収は三桁万円で子どもは幼稚園だそうだ。オーラないなーと思ってみてたのだけど、アンアン登場以降若い女性ファンが増えてそこそこの人気を維持してるらしい。これから子供が幼稚園でお父さんの職業の作文を書くときにどうしよう、なんて甘っちょろいことを言っていたが、そこの壇蜜様のアドバイスが的確すぎて売れる女は違うわ、と思った。(私は壇蜜がとても好き!)彼にオーラがないのは覚悟とプロ意識の欠落故である。

 まあ、顔がかわいいことは認めるよ。でも、彼が人気が出たのはノンケAV業界の人材不足のせいで、AV男優の80%以上が化け物かマッチョか、セックスマシンだから、若い女性に受けなかっただけである。ハキダメの鶴!(笑)
 これを読んだ腐女子諸氏に告ぐが、顔かたち、所作で言えば、LUXEでコートで人気になった面々真崎航の方が何倍も可愛いよ。鈴木一徹レベルの男にときめいているのはたぶん彼女たちが踏み込んでいい情報とそうじゃない情報を無意識に選別してるからなのであろう。
(そこを飛び越えた人がアゲハで航君見てキャーキャー言ってる女どもね!あんたたち、女なんだからキャーキャー言ってるだけじゃなくてチップくらいあげなさいよヾ(*`Д´)ノ)
 ただ、航君はホモ専業のイケメンなのでまだ地上波で処理できる範囲を逸脱してるのだろうな。

 番組で女子の性欲の表出を世間が許すようになってきた、みたいな話をしていたが、それでも、日本的大和撫子?は
「そこの男、パンツ下してアタシに突っ込みなさい、さもないと命ないよ!」とか
「殿方のたくましい肉棒をいただきとうございます」(壇蜜風に)
などと言ってはいけない。それで、2013年を生きる日本女子に許された型の中でもっとも一般的なセックスファンタジーは、人畜無害でなおかつ、いい男を[拾う]ことなのか、と有川浩の『植物図鑑』を読んで思った。
 この本、作者自注によれば“落ちもの”だそうである。つまり、かわいい女の子が天から降ってくることがあるなら(EX. ラピュタ、カリオストロ…)、いい男が降ってきてもいいじゃないか!というコンセプトで、主人公、疲れたOLさやかはある日酔って帰ったマンションの玄関先で男を拾うのである。

 その行き倒れの男イツキはさやかに言う。
「お嬢さん、よかったら僕を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です」
うーん、うちの玄関に一頭転がっててくれないかという出来の良さである。
 結局、さやかはそのイツキを一泊だけのつもりで部屋にあげたら翌朝、一宿一飯の恩義で朝ごはんなど作ってもらい、そのあまりの美味に胃袋を人質にとられてルームシェアを提案し、名前しか知らないイケメンと共同生活を始めるのである。

 こっから先はさすが恋愛小説の名手有川浩の独壇場。
 このイツキ、イケメンでやさ男、家事万能で癒し系、そのくせアウトドア派でカメラを持って週末ごとにさやかを野草狩りへといざなう。
 こういう男は女なんかに興味ないのよ!とホモの私なぞはすぐさま思ってしまうのだけど、「俺がどれだけ努力して平然としてると思ってんの?どれだけ努力してさやかでそういうこと考えないようにしてると思ってんの?」てな感じで正しい方向の性欲を主人公の女に向けてくれる。それでいて、きちんと正座して立て膝でそっとふすまを開けるようなお行儀良さで性欲に入っていき、なおかつ「座敷」に入っても自分の分を越えたりせず、男女関係になってなお、担当の家事をテキパキこなしたりする。
 というか、こんなに都合のいい男は現実にはいないわよ(-。-)y-゜゜゜。それでいて、イツキ君がほんと躾のできた犬みたいで大変にかわいい。たぶん作者もそうじゃないかと思うのだけど、一貫して向井理をイメージして読みすすめた。
 結末のハッピーエンドはお約束。面白かったのですごい勢いで読みすすめたが、ガサツで男勝りのはずのさやかが「可愛い女の子」に化けていくのがホモ心に気色悪かった。ていうかさ、「落ちもの」って、落ちた先がろくでなしか不細工だと物語進まないだろうにと思う。ラピュタのシータだって、うっかり人喰い族とか、ラリったヤンキーの集落にでも落ちたら輪姦の末に惨殺だぞ(毒)だから、肉食系のさやかが、草食を偽装しているのに大変な嘘臭さを感じたし、イツキのお行儀の良さもあり得ない。でも、これが女の求める男の理想的な恋愛シュミレーションなのかと思った。
 つまり、この小説に最も近いものは、美少年恋愛RPGである。最初は控えめな男相手に主導権を握っていた女プレイヤーが、ゲームの進み具合で突然女の子に豹変する。そのくせ、物語の男の子は決して女子を脅かしたりはしない。つまり判断や選択をすべて相手にゆだねた形で、なおかつ女子の理想通りに事が運ぶのである。なんというご都合主義なロマンチックラブイデオロギーだろう。
 まあ、実際の婦女子もここまで甘えた女を偽装して人生を生きられるスペックを持ってはいないので、適当で「お母さん」になったり、「お姉さん」になったりして、男の求める別のRPGに付き合わされたりしてるのだろうが、男も女もこうやっていつまでも夢を見ているからきっと日本の出生率は上がらないのだろうなと思った。

 ところで、現実世界に男が落ちているかと言えば、けっこう落ちているのである。それこそ、顔も体も良くてセックスも良くて頭もよさそうに見える男が、そう、発展場と言う暗闇に捨て犬のようにたくさん!(笑)
 発展場なんかにいい男はいない、発展場なんかセックスキチガイの性病もちばっかりだという人もいるが、それは間違いである。発展場は意外なほどの出物に満ちている。(冗談じゃなくて意外に普通に性格もいい兄ちゃんもおっちゃんもたくさんいる)
 そんな理想の男と交わりにオカマは暗闇をうろつき、少なくとも交わっている瞬間は「理想の男」とやっているという妄想を貪る。それを恋にするか、性欲処理にするかは、すべてあなた次第であると言っておこう。

追記)そういえば春先、もう何回かかったかわかんないクラミジアがまたヒットしまして、ジスロマックを飲む破目になりました。まあ、飲んだところで、ピンポン感染的にまたかかっちゃうのだけれど。暗闇にはいいものも悪いものもいろいろ落ちています。
 取り返しのつかないものを拾う前に、HIV検査はまめにいきましょうね。
 そう世界にはその気になればRPGなみに出会いがたくさん落ちているのよ。(笑)

追記2)当初、鈴木一徹じゃなくて先ごろ終った『泣くな、はらちゃん』を絡めるつもりだったのですけど、終わったドラマだけに筆が進まず、鈴木一徹を見た勢いで書き終えました。はらちゃんも、理想の男が落ちてくる「落ちもの」です。めちゃくちゃよくて、長瀬にまた惚れ直しました。
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